6月の『ツボ健康教室』『薬膳教室』です。
『小倉養生所』は月曜定休なので、
第1月曜日に『ツボ薬膳教室』と『薬膳教室』を杵築生涯学習館でおこなっています。
毎月『その月の養生』をテーマに
『ツボ養生』と
『食養生《薬膳》』の二つの切り口からアプローチしていきます。
梅雨の時期は、水分の代謝が悪くなって身体の中も水びたし、いらない水が溜まってきます。そのことで、身体がだる重い・むくみ・食欲不振・軟便・湿疹などのトラブルが発生しやすくなります。
そんな6月のテーマは『梅雨の養生/体内の湿気取り』です。
◇ツボ健康教室
体内の水はけをよくするツボを紹介、手足のむくみに効果のある
『震戦臥功』、体内の気の流れをスムーズにする
『換気功』を練習しました。
『換気功』続けていくうちに気持ちがよくなっていきます。
◇薬膳教室~梅雨の薬膳
体内の湿気取りの定番食材、
『ハトムギ《薏苡仁/ヨクイニン》』『小豆』を主役に据えて
『梅雨の薬膳』の献立を考えました。
◎鱧とハトムギの京風薬膳スープ
~杵築は上質な鱧が上がります。新鮮な鱧を使ってのスープです。
さばきたての新鮮な鱧
上品な鱧だしスープがたまりません!!
◎金針菜と豆と牛肉の薬膳煮
~体内から水けを追い出してくれる作用の強いそら豆、エンドウ豆を使います。
◎あずきの鹿子豆腐
~江戸時代の料理本『豆腐百珍』にある鹿の子豆腐を薬膳風にアレンジしました。小豆とシイタケ・昆布のおだしが効いた餡と黒蜜の餡でいただきます。
鹿子豆腐の黒蜜餡。かんきつ果汁の酸味が効いた上品な甘さです。
◎ハトムギとトウモロコシの粥
~トウモロコシはヒゲも芯も一緒に炊きます。ハトムギと合わせることで水の代謝は倍増します。
◎蓮の葉茶~胃腸にやさしく、利水効果に優れています。
『推拿(すいな)』は、中国古来から伝わる『ツボ』・『経絡』を使った自然療法です。
『推拿(すいな)』では、皆さんの身体の状態に合わせて『ツボ』を選んで刺激します。そうすることで『気血』の流れが活発になり身体の状態が良くなっていきます。
『小倉養生所』では、上海発祥の『滾法(こんぽう)推拿流派』の代表的手法であるゆらぎの手法『滾法(こんぽう)』を中心とした手法を使って施療します。
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