推拿とドライアイ

滾法先生

2016年11月11日 14:39

目は粘膜で覆われており、常に潤っていなければならない器官の一つです。

秋から冬にかけては、徐々に空気が乾燥してきます。目の潤いももちろんその影響を受けています。その一方で、スマホなどの使い過ぎなどで目を酷使している人は多いと思います。

この季節、ドライアイで目の充血や目の痛みなどを訴える人はとても多く、そのような時ほとんどの方は『放置する』か『市販の目薬をさす』といった方法で対処するというのが現状です。

中医学では、目は『肝』と関係が深く常に『気血』に滋養滋潤されていると考えます。

ですから、推拿ではドライアイや眼精疲労による目の充血や痛みに対しては目の周りのツボ《たくさんあります》にプラスして、肝の経絡のツボや気血を補う働きのあるツボをよく使います。

あと、自分でできる『自我推拿』を指導します。目は、自分で簡単に刺激できるで、この『自我推拿』は非常に有効です。人差し指、中指、薬指の腹もしくは親指の関節を使って眼窩に沿って刺激します。少し強めの刺激がポイントです。非常に即効性があるので是非試してみてください。
                『自我推拿』の資料

薬膳的には、『枸杞(クコ)』がお勧めです。炒め物や煮物、スープやサラダのトッピング、デザートなどなどなんにでも合います。そのまま『中医的サプリ』としてそのまま食べてもいいですし、菊花と合わせて『杞菊茶』にして飲んでもいいです。

枸杞は、気が上がりすぎることによる高血圧や頭痛にも効果があるほか、肝や腎の働きを強め、補血作用・滋養強壮作用に優れ、虚弱体質・過労などにも効果があるといわれている不老長寿の妙薬です。

               枸杞入り薬膳カレー(右)

『推拿(すいな)』は、中国古来から伝わる『ツボ』・『経絡』を使った自然療法です。

『推拿(すいな)』では、皆さんの身体の状態に合わせて『ツボ』を選んで刺激します。そうすることで『気血』の流れが活発になり身体の状態が良くなっていきます。

『小倉養生所』では、上海発祥の『滾法(こんぽう)推拿流派』の代表的手法であるゆらぎの手法『滾法(こんぽう)』を中心とした手法を使って施療します。


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