冬至と三九貼とホッカイロ

滾法先生

2016年12月22日 17:58

昨日12月21日は冬至、昼が一番短く陰の気が極まる日と言われています。
中国では、毎年冬至の翌日から起算して、最初の9日目を「一九」、その次の9日目を「二九」3回目の9日目を「三九」と言って、一年で最も寒い時期とされます。

今年の冬至は12/21であるため、「一九」は12/30、「二九」は1/8、「三九」は1/17となります。

冬至が過ぎると、自然界では「陽気」が徐々に盛んになっていきます。中医学では「三九貼(別名:三九天灸)」といって、「一九」、「二九」「三九」の日の前後一週間、つまり「陽気」が盛んになり始めるこの時期に、体内の熱を発生させ、拡散させる漢方を配合した膏薬を背中のツボである『大推』『肺兪』『膏盲』『心兪』などに貼ります。


そうすることで、人体の「陽気」が補充され盛んになるので免疫力が高まり、冷えによる腰痛や関節痛、小児や虚弱体質、冷えによる呼吸器系、消化器系、婦人科系、アレルギー性の疾患などを緩和してくれます。

ところがこの膏薬、日本で手に入れることは難しい。そこでホッカイロ《使い捨てカイロ》です。薬効で温めるわけでないので膏薬ほどの効果とはいきませんが、ツボをきちんと温めるとかなりの効果を発揮します。是非お試しを。

但し、妊婦《特に妊娠初期》、1歳未満の乳児、心肺機能が著しく低下している人、のぼせやすい人などには適していません。また治療の効果を下げるのを避けるため、冷たいものや生もの、脂っこいもの、辛いものなどの刺激のある食べ物は避けた方がよいでしょう。

  慢性的な冷え性や婦人科系の疾患などには『腎兪』『命門』『気海』『関元』が効きます!

『推拿(すいな)』は、中国古来から伝わる『ツボ』・『経絡』を使った自然療法です。

『推拿(すいな)』では、皆さんの身体の状態に合わせて『ツボ』を選んで刺激します。そうすることで『気血』の流れが活発になり身体の状態が良くなっていきます。

『小倉養生所』では、上海発祥の『滾法(こんぽう)推拿流派』の代表的手法であるゆらぎの手法『滾法(こんぽう)』を中心とした手法を使って施療します。


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