『自然薯』頂きました♪♪
先日
『自然薯』を頂きました♪♪
中国では、古代から
『自然薯』や『長いも』、『つくね芋』などの『山芋』系を
『山薬』といって、スライスして乾燥させたものは、
『生薬《漢方薬》』に使われます。また『薬食同源』、
薬膳食材としても良く使われています。
『山薬』は
『補気《気を補う》』『養陰《陰液を養う》』の妙薬で、身体のパワー不足からくる『呼吸器疾患』・『消化器疾患』・『泌尿器疾患』・『生殖疾患』などに素晴らしい効果を発揮します。いわゆる
『滋養強壮』系の代表的な生薬です。《但し、水分が身体に溢れた状態や実症(詰まった感じ)の便秘症には使わない》
≪気:体内を巡る生命エネルギーの源・陰液:体中を流れる身体を養い潤す働きのあるもの、血液や水液を指す≫
この
『山薬』、
『疲れがたまって取れない』とか
『虚弱体質』とか
『病中病後』とか
『老化が気になる』などの方にはおススメです。また、特に
『糖尿病』の方には、非常に有効というデータがあり
常食をお勧めします。
『山薬』の中でも野生種である
『自然薯』が
最も良いとされています。《本草綱目より》
その
『自然薯』を頂きました。
もちろん余すとこなく頂きます。
まず、自然薯を良く洗って、包丁で
こさぎます。《剥くのではなくこさぐ》
自然薯の皮をこさいでいるところ
本体はすりおろして、
たっぷりのカボス汁と醤油少々をたらしてかき混ぜます。《ものすごい粘りデス》
こさいだ皮は、家にあった
水菜のざく切りと
マコモだけの皮《マニアック!》とボールに入れて、粉《薄力粉》をふり、
かき揚げにしました。塩で頂きます。
《美味》
かき揚げ
もちろん自然薯でなくとも、年中スーパーにある
長いもや最近杵築の『スーパーコマツ』や『Aコープ』でちらほら見かける
つくね芋などでも十分です。《本草綱目より》
今回は珍しい『自然薯』だったため、シンプルにすりおろした『とろろ』状態で頂きましたが、
食べやすい大きさに切って、汁もの、煮物、炒め物、焼き物と調理方法は非常にバリエーションに富んだ食材です。
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