2017年10月10日
秋の潤い八宝茶
秋は体内の各器官・機能の休息と調整の季節といえますが、空気の乾燥や寒暖の差など健康に影響を及ぼす多くの要素があり、また夏に消耗したものを十分に補充することも重要です。この時期こそしっかり養生を心がけることが大切です。
秋の養生は陰を滋養し肺を潤すべきです。
秋(10月)の気候は、空気もカラッと爽やかになって乾燥度が増してきます。
『肺』は、呼吸を通して「気・血・津液」を全身に巡らしているので、『肺』がダメージを受けると、気血のめぐりや水分代謝が悪くなり、免疫力が低下して体の調子を崩しやすくなります。
また、猛烈な暑さもなくなってきたものの、まだ朝晩の冷えと日中の暑さによる寒暖の差はあり、その影響で体調を崩しやすい時期ともいえます。
是非お試しください。
弁当箱スタイルの八宝茶
中医学的な効能は以下の通り。
◎白毫茉莉花《ジャスミン茶》
【辛甘、温/心・脾・肝】理気解鬱・補中・安神・散瘀
◎枸杞【甘、平/肝・腎・肺】滋補肝血 明目 潤肺
◎大棗【甘、温/脾、胃】補中益気 養血安神 緩和薬性
◎黄耆【甘、微温/脾、肺】補気昇陽・益衛固表・利水退腫
◎乾姜【辛・熱/脾、胃、心、肺】温中散寒 温肺化飲
◎玖瑰花【温、甘、微苦/肝、脾】理気解鬱、和血散瘀
◎竜眼肉【温、甘/肝、脾】補益心脾、補益気血
Posted by 滾法先生 at 15:15│Comments(0)
│ 中医学